会社用PCとしてHPのelitebookは広く使われています。ノートパソコンで画面が小さいということでノートのモニタと外部モニターの2画面で使っている方も多いと思います。会社のパソコンはセキュリティ上の要請から制限も多いですが、実はHDMI出力とusb-cを使うことで外部モニターで2画面で表示し、業務を効率的に行えます。EliteBook 830でUSB-C接続にて外部モニター2台に出力する方法をまとめました。
ノートPC含めて3画面で出力するメリット
まず、3画面で表示するのは、ノートパソコンの画面に加え、外部ディスプレイ2枚で表示する場合を指すとします。
ノートパソコンの画面だとどうしても小さく、複数の書類間のチェックもしにくいですが、大画面モニタ2枚であれば、チェックも非常にしやすくなります。
WEBサイトで何か調べながら、資料を作成したり、メールとチャットツールを併用したり、WEB会議に参加しながら作業をしたりといったように複数画面を使う場面が昔と比べると増えてきているため、複数画面を使いこなせば、仕事の効率は大幅に向上するでしょう。
又、Elitebookのキーボードはあまりよいとはいえないのですが、ノートパソコンの画面を使うとするとノートパソコンのキーボードも使用する必要がでてきます。
2枚外部ディスプレイを使っていれば、ノートパソコンの画面を閉じて、クラムシェル型で外部キーボードを利用しながらも2画面を使用することができます。
HP Elitebook 830のモニタ出力端子を確認しよう
HP Elitebookには、様々な種類がありますが、ここではHP EliteBook 830シリーズについて触れたいと思います。
HP EliteBook 830 G6 では以下のようにHDMIとUSB-Cの画面出力端子を備えています。
⑥ HDMI出力、⑨USB Type-C™、Thunderbolt™
USB-Cには、Thunderbolt対応のものと対応していないものがあり、HP EliteBook 830では上記のように対応していることがポイントです。
HP EliteBook 830 G5,G6, G7,G8ともにUSB-Cは、 Thunderbolt対応ですので、モニタ出力ができるタイプのUSB-C規格です。
なお、一例としてHP EliteBook 830 G6, G7,G8を挙げていますが、出力するUSB-typeC端子が「Thunderbolt 3」または「MHL」対応であれば、同様に出力できるはずです。
自宅でリモートワークも多くなってきた昨今では効率的に働くために少しでも工夫をしたい、よい道具を使いたいものです。
外部で2画面出力する方法としては、HDMI出力とUSB-C出力を使う方法があります。
お持ちのモニタの接続端子によって、何がよいか変わってきます。
外部モニタに2画面出力する2つの方法
まずはHDMI接続の方は、素直にHDMI接続の端子に接続しましょう。
複数の選択肢があるのは、USB-C出力端子の場合です。
USB-Cより画面を出力する方法について触れていきます。
モニタの接続端子に応じて4つ方法を紹介していますが、大まかにいうとUSB-C対応のモニタを使うか、それともUSB-Cからの出力を他の端子に変換するかの2つです。
HP EliteBook 830のG5以降は4K 60hz接続に対応していますので、4Kモニタを接続することも可能です。
USB-C対応のモニタを使う方法
まずはオーソドックスな方法です。 HP EliteBook にはHDMI出力に加えて、USB-C端子があります。
この方法のメリットとしては、USB-C端子からPC本体に給電ができ、別途アダプタを接続する必要がなくなる点です。
アダプタがなくなるだけで大分すっきりしますし、在宅勤務されている方は都度充電ケーブルを持ち運びする必要がなくなります。
一方でデメリットとしては、USB-Cに対応したモニタの数がまだあまり多くなく、現在USB-Cに対応したモニタをお持ちではない場合は比較的高価で新しく入手する必要がある点です。
USB-Cからディスプレイポートに変換する方法
HDMIの次の規格としてディスプレイポートを備えているモニタも増えてきています。
ディスプレイポートしか接続端子がないモニタは中々ないかと思いますが、以下のUSB-Cからディスプレイポートに変換するケーブルを使用することで、ディスプレイポートに出力することができます。
USB-CからHDMIに変換するアダプタを使う方法
もう一つはHDMI出力とUSB-CからHDMIに出力するアダプタを使う方法です。
HDMI入力のモニタを用いる場合
こちらは、HDMIは現状のモニタでは一番ポピュラーな端子であり、既にHDMI対応のモニタを2つお持ちの場合は、すぐに使える点がメリットです。
デメリットとしては、USB-Cのように給電には対応していないので、別途充電アダプタを接続する必要がある点です。
又、一世代前のモニタの場合は、HDMI端子を備えていなかったりすることがあります。又は、他の機器でHDMI端子がうまっており、DVI接続しか使えないというケースもあるでしょう。
DVI接続しか使えない場合は、以下のようなHDMIからDVIに変換するケーブルを使いましょう。
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